２４日から、ポン・ヌフの作品展

近藤さんと教室生が描いた４１点−２８日まで、延岡・チムニー

　長く延岡市で活動した画家の近藤庸矢さん（９４）＝宮崎市在住＝と、近藤さんが主宰していた延岡市の絵画教室「ポン・ヌフ」（�眇溝麌弉馗后砲龍擬疾犬砲茲觝酩陛犬�２４日から、同市中町のチムニーで開かれる。秋をテーマに近藤さんと教室生６人が描いた４１点を展示。来場を呼び掛けている。２８日まで。時間は午前１０時〜午後５時。最終日は同４時まで。

　近藤さんは日向市美々津町出身。延岡市のアヅマヤ百貨店に３２年間勤め、グラフィックデザインなど手掛けた。退職後はチムニーで美術を担当。「ポン・ヌフ」の指導も続けていた。

　高齢を理由に一昨年５月に延岡を離れ、長男夫婦の家で暮らしているが、現在も毎日、作品制作に打ち込んでいるという。

　会場には、紅葉によって華やかに彩られた木々の横を流れる川の風景、落ち葉がまるでじゅうたんのように広がる道路、跳びはねるアユを描いた作品など、近藤さんが、まさにこれからの季節を描いた作品がずらり。

　ポン・ヌフは、近藤さんが転居後も月２回、活動しており、「『ああしなさい』『こうしなさい』ではなく、いろんな作品を見て評価し合い、切磋琢磨（せっさたくま）して成長につなげるというのが近藤先生の教え」と�眇慌馗后複沓粥法�

　年に数回訪れる近藤さんの指導を心待ちにしながら描いた、水彩、油彩、アクリル画などを展示している。

　�眇慌馗垢蓮嵜Ш未糧�しい近藤先生の作品を中心に、絵画教室のカラーが皆さんに伝わる作品展になればうれしい」と話した。

　問い合わせはチムニー（�箟箍�２１・８３３８）まで。