学校の雰囲気感じる

尚学館小で体験授業

　延岡市大峡町の延岡学園尚学館小学校（堀田由美子校長、９３人）で１５日、幼保園児を対象にした体験授業が開かれた。入学を検討する年長児とその保護者１４組が参加し、国語、図工、英語の３科目を体験。校内の雰囲気を感じ、教育方針などについて理解を深めた。

　このうち国語の授業では、バナナやカニ、パンダなどのイラストが描かれた約３０枚のカードを黒板に張り付けながら、言葉遊び。カードを並び変えて、しりとりをしたり、野菜、果物、動物に仕分けるなどしながら、楽しく言葉の読み方などを学習した。また、好きなイラストを２枚選んで〃購入〃するごっこ遊びの時間もあった。

　保護者向けの学校説明会と入試説明会も行われ、同校独自のカリキュラムや教育方針などを紹介。堀田校長は、入試前までに保護者が子どもにしてあげてほしいこととして「外で元気に遊ばせること」「家の手伝いをさせること」「短い時間でも、本の読み聞かせをしてあげること」を呼び掛けた。