本紙掲載日:2023-10-24
(3面)

1日限定〃おばけの学校〃登場

記者会見し、来場を呼び掛けた山下新天街と延岡わくわくマーケット実行委員会

29日、駅まちエリアでハロウィーン

 「第6回のべおか駅まちハロウィーンジャック」は、29日午前10時から延岡市の山下新天街やサンロード栄町など、駅まちエリア一帯で開かれる。主催の山下新天街振興組合(興梠貴士理事長)と共催の延岡わくわくマーケット実行委委員会(吉田展啓実行委員長)が13日、概要を発表した。

 イベントは、吉田実行委員長(42)らが中心となって2018年にスタート。「延岡でも気軽に仮装でき、ハロウィーン文化を楽しめる場所をつくりたい」と、毎年、駅まちエリアで欠かさずに開催してきた。

◇割引クーポン進呈

 今年は、延岡市の民間活力による消費喚起応援事業を活用。会場に出店した店舗で500円分以上購入した場合、山下新天街の加盟店で使うことができる200円分の割引クーポンを進呈する。

 記者会見で興梠理事長(36)は「多くの来場者に来ていただき、イベントを楽しんでもらいながら商店街で買い物をしていただき、加盟店の魅力を知ってもらい、リピート率、売上の向上を目指したい」と意気込んだ。

 イベントは、「のべおか駅まちが1日限定でおばけの学校になる」がコンセプト。〃新入生〃である来場者がエリア内に仕掛けられた謎に挑戦する謎解き、菓子を配りながら練り歩く巨大ガイコツによるパレード、菓子釣りゲームなど、小さな子どもから一般まで楽しめる。

◇「給食室」「購買部」も

 サンロード栄町には「給食室」として飲食を販売する7ブース、山下新天街には「購買部」として25ブースが並び、雑貨などの販売や、フェースペイント、メダカすくいなどもある。

 また、コスプレイヤー約30人が県内外から集結。エリア内4カ所にフォトスポットも設けられ、コスプレ写真を撮影し、「#のべコス23」を付けてインスタグラムで投稿した作品の中から優秀作品を決めるフォトコンテストもある。

 吉田実行委員長は「イベントを通して人や店や場所を知り、延岡を愛してもらい、延岡人が延岡を回していくような持続可能な生活のお手伝いができるようなイベントを目指したい」と話した。

◇駅まちが一体に

 このほか同日は、西口街区ビル内で延岡YEGによる「ジュニアエコノミーカレッジinのべおか」、ケーブルメディアワイワイによる「出張メイドカフェ」、駅前複合施設エンクロスもハロウィーンイベントを開催するなど、駅まち一体となって盛り上げる。

 臨時駐車場として岡富小グラウンドを開放するが、200台分と限りがあるため、公共交通機関の利用を呼び掛けている。問い合わせはハートラップ(箟箍22・8423)。

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