本紙掲載日:2023-10-25
(3面)

SDGs目標「海の豊かさ守ろう」

延岡高の生徒の拍手に迎えられながら入場するSKR校の生徒

延岡高でサイエンス交流

◆タイSKR校生と合同研修・議論

 県立延岡高校(澁谷好一校長、708人)は23日、タイの国立スアンクラーブウィッタヤライランシット(SKR)校の高校2、3年生9人を延岡市古城町の延岡高に招いた。SKR校の生徒は22日に来日。28日まで延岡市に滞在し、SDGsの14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマに合同で研修や議論を行う。

 この取り組みは、科学技術振興機構(JST)が主催する「さくらサイエンスプログラム」(国際青少年サイエンス交流事業)の一環。世界の優秀な生徒を招き、日本の最先端の科学技術分野への関心を高めることを目的としている。

 23日は延岡高体育館で歓迎式典が行われ、SKR校の生徒は延岡高1、2年生487人と教職員の温かい拍手に迎えられながら入場。

 澁谷校長の代理として盪穫詑Щ務長が「世の中のさまざまな課題や研究に国を超えて取り組み、学び合い成長し合うことは大変貴重な経験。これから未来に向かって続いていく両校の交流の新たな一歩となることを願っています」と激励した。

 続いて、生徒会の飯干菜々子会長が英語で同校を紹介し、「延岡高校に来てくれてありがとうございます。数日間、延岡ライフを楽しんでください」と呼び掛けた。

 SKR校の代表生徒2人は「延岡高校の皆さんと交流し、科学の知識を高め多くの日本の文化を体験できることを楽しみにしています」とあいさつした。
その後、SKR校の生徒はタイの踊りやアニメ「ドラえもん」の曲に合わせてダンスを披露。さらに、延岡高の生徒と一緒に輪の中に入ってばんば踊りを体験し、交流を深めていた。

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