本紙掲載日:2023-10-25
(2面)

五ケ瀬ワイン解禁

五ケ瀬ワイナリーで開かれた新酒解禁に伴う収穫祭

4年ぶりにぎやかに収穫祭

 五ケ瀬町桑野内の五ケ瀬ワイナリー(社長・小迫幸弘町長)で21日、新酒の解禁に合わせた収穫祭があった。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催。町内外から大勢の愛飲家が訪れ、町産ブドウ100%のフレッシュワイン「五ケ瀬ワイン」に舌鼓を打った。主催は同収穫祭実行委員会(委員長・藤本和秀五ケ瀬ワイナリー支配人)。

 この日は、解禁直後のナイアガラ(白)とキャンベルアーリー(ロゼ)を販売。焼き鳥や地鶏の炭火焼きなど多彩な飲食17店が並び、マグロ、「五ケ瀬ぶどうカンパチ『桜舞(おうぶ)』」、金網で焼いたヒオウギガイの振る舞いも行われた。

 敷地内のイベントホールでは、地元の上組小学校や五ケ瀬太鼓「流鼓」、手笛奏者・なかしま拓さんら7組が出演。グラスやボトルで購入したワインと思い思いのおつまみを味わいながら歓談する姿が多かった。

 同ワイナリーによると、今年のブドウは開花期と成熟期の天候に恵まれ、台風の影響も受けなかったことから質が高い。

 経営革新室の須川一幸室長(72)は「ナイアガラ、キャンベルアーリーとも昨年以上の品質に仕上がった。同じ銘柄でもブドウの出来によって味が変わるのがワインの魅力でもあるので、今年ならではの味をフレッシュな気持ちで楽しんでいただきたい」と話した。

 他銘柄の新酒は今後、順次解禁する。次回は、女性ソムリエらの審査する「サクラアワード2023」でダブルゴールド賞と特別賞を獲得したデラウェア(白)が、11月10日に解禁予定。

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