個性表れた４５点展示

日向市美術協会の大作展−２９日まで

　日向市美術協会（芝行則会長、４４人）の第４回大作展が２９日まで、ＪＲ日向市駅構内で行われている。会員による５０号以上の油彩画を中心に、水彩画、彫刻、織絵など計４５点を同駅コンコースに展示している。

　同協会事務局長の落合直文さん（７４）は、８０号のキャンバスを横に３枚つなげた２４０号の大作「霧島連山」を出品。「約１年かけて描いた。心の中の霧島を表現した」と話した。

　大作ではこのほか、迫力ある波や金ケ浜園地の風景、宮沢賢治の小説を表現した作品などが並ぶ。構内を行く人たちは足を止め、一つ一つ作品に見入っていた。

　落合さんは「会員一人ひとりの個性あるいい作品を展示しているので、ぜひ見ていただきたい」と来場を呼び掛けている。