本紙掲載日:2023-10-26
(3面)

県人会世界大会−27日開幕

宮崎空港に設置された海外県人会専用の案内ブース

26日、宮崎空港に続々到着

◆28、29日は高千穂などツアー

 県人会世界大会は27日、宮崎市のシーガイアコンベンションセンターで開幕する。26日午後4時20分ごろには国内外の6県人会の会員23人が来県。午前から県職員ら5人が宮崎空港で出迎え準備を行った。

 空港1階には海外県人会専用の案内ブースが設置された。国際・経済交流課の職員らが常駐し、宿泊先までの公共交通機関を案内する。同課の伊東俊晃副主幹は「県民と県人会の方にとって、本県の魅力を再発見してもらう機会になれば」と話した。

 26日はブラジル、パラグアイ、ハノイ、北海道札幌、千葉、在京の県人会の人たちが到着。この他は、27日午前までに本県入りする。

 大会は置県140年を記念して開かれる。キャッチコピーは「つながろうひなたでつなげよう世界へ」。式典には19の海外県人会と14の国内県人会から約270人が出席し、大会宣言が発表される。

 県人会の活性化や本県施策の発展に関する意見交換を行う会長会議、次世代会議のほか、海外県人会の活動や国の特色などを紹介するプレゼンテーション、本県出身の声楽家・米良美一さんらによる記念コンサートもある。

 28、29日は県北など県内3コースを巡るツアーがあり、会員は希望する地域を日帰りで観光。県北コースには高千穂町の高千穂峡と天岩戸神社が設定されており、高千穂神社で歓迎セレモニーが実施される。

◇式典やコンサートをオンライン配信

 県は27日午後1時半〜3時半、式典とコンサートをユーチューブチャンネル「miyazakikenallmiyazaki」で同時配信する。フェイスブックやエックス(旧ツイッター)では、伝統文化体験コーナーなどの様子も随時発信する予定。

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