藤田選手（延学）が育成４位

ロッテからドラフト指名−プロ野球

　プロ野球ドラフト会議は、２６日午後行われ、延岡学園高３年の藤田和樹選手（１７）が千葉ロッテマリーンズから育成４位指名を受けた。藤田選手は「うれしい気持ちでいっぱい。自分の立ち位置を理解し、しっかり体づくりをして、大学を経た同期がプロ入りするまでに一軍で活躍したい」と抱負を語った。

　藤田選手は、山口県下関市出身で右投げ左打ち。高校入学時は捕手だったが、投手に転向し、２年夏から登板。秋からは背番号１を背負い、打者としても４番を打った。

　３年夏は準決勝で敗れたが、プロを志望し、体づくり。夏以降、ウエートトレーニングなどで７キロ増量し、１８５センチ８２キロ。長身で投手として１４０キロ後半を投げた身体能力、長打力が評価されたとみられる。

本人は野手に専念し、主に外野手としてプレーすると明言。「打者として吉田正尚選手を目標に、将来は大谷翔平選手を越え、三冠王を取れるような選手に」と語った。

　同校からのプロ入りは、阪神・小幡竜平内野手以来、５年ぶりとなる。