小中学生の美術作品展示−日之影

生涯学習受講者の作品も−２９日まで

　日之影町の全小中学生が多彩な美術作品を展示する「小中学校作品展」が２９日まで、同町民ホール（町役場内）で開かれている。入場無料。開場は午前９時〜午後４時。主催は町教育委員会（橋本範憲教育長）。

　児童生徒の作品を一堂に展示、鑑賞する機会を設けることで教育文化の振興に寄与しようと毎年実施。今年は宮水、高巣野、日之影小学校と日之影中学校の計１９８人が約４５０点を出展した。

　色彩豊かな絵画をはじめ、〃人〃を感じさせる硬筆や毛筆、自由研究ポスター、文字絵、手作り貯金箱などを展示。樹脂粘土に色を付けて成形した「季節を感じるスイーツ」、木の実で作った「なぞいろケーキ」といったユニークな作品も多数並んでいる。

　また、町内の生涯学習受講者が手掛けた陶芸や生け花、パッチワーク作品など約２００点も併設展示されており、２７日に観覧した日之影小６年の岩本紅葉さん（１１）は「すごい作品がたくさんあると思った。自分の作品が飾られているのは少し恥ずかしいけど、たくさんの人に見てほしい」と話していた。