本紙掲載日:2023-10-30
(1面)

29日早朝、部分日食

延岡の板谷さんが撮影

 29日早朝、西の空で見られた部分月食を、延岡市無鹿町のアマチュア天文家、板谷憲一さん(73)が自宅から撮影した=写真=。

 月食は、太陽―地球―月が一直線に並ぶ現象。午前4時35分から満月が沈みながら欠け始めると、同5時14分に直径の12・8%が欠ける最大食を迎え、約40分後に食を終えて西北西へと沈んでいった。

 「大気の透明度がとても高く、手持ちのスマートフォンでも簡単に撮れました」と板谷さん。

 次回、国内で見ることができる月食は2025年3月14日だという。

 「来月はしし座流星群、12月はふたご座流星群と、これからは天体観察にもってこいの季節ですが、寒さ対策も欠かせません」と話している。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/