本紙掲載日:2023-10-30
(7面)

仮装して街を練り歩く

高千穂で「ハロウィーンウォーク」

 思い思いの仮装で街を練り歩く「ハロウィーンウォークin高千穂2023」が29日、高千穂町三田井の中心地であり、町内外の家族連れら約100人が異文化体験を楽しんだ。主催は町国際交流事業実行委員会(吉村ヴィクトリア委員長)。

 身近な外国の文化を通じて国際理解を深め、地域振興などへつなげようと昨年スタート。「より自由な発想」でイベントを展開するべく、今年は町役場から民間主導に切り替えて開催された。

 参加者は10組に分けられ、中央公民館からがまだせ市場直売所鬼八の蔵まで約1キロを行進。映画やアニメのキャラクター、妖怪などユニークな衣装に身を包み、地元のボランティア団体に見守られながら練り歩いた。

 また、コース上に設けられた3カ所のチェックポイントでは、同じく仮装姿で出迎えたALT(外国語指導助手)らに「トリックオアトリート!」と一斉に呼び掛け、お菓子を受け取った。

 ゴール地点には特設ステージが設けられ、人気曲に合わせてダンスを楽しんだ。キッチンカーも並び、定員オーバーでウォーキングに参加できなかった子どもたちも仮装して参加。軽食やホットチョコレートを味わいながら盛り上がった。

 高千穂町在住の親戚がおり、熊本県から参加した藤川キイさん(11)と本田圭佑さん(8)は「英語は少し難しかったけど、仮装して歩くのは楽しかった。最近運動不足だったので良い運動にもなった」とにっこり。

 吉村委員長(53)は「とにかく楽しみながら外国の文化を体験してもらえたらうれしい。定員オーバーで(ウォーキングに)参加できない人も多かったので、来年はもっと規模を大きくして開催したい」と話した。

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