グラウンドゴルフ「楽しかった」

愛好会を招いて交流−延岡市北川小

　延岡市立北川小学校（大��陽子校長、１０７人）はこのほど、同校で熊田グラウンドゴルフ愛好会（後藤文夫会長）との交流会を実施し、スポーツクラブを選択している４〜６年生１５人が初めてのグラウンドゴルフを満喫した。

　同校は、「地域ぐるみで子どもを育む」という機運を高めたいとの観点から、総合的な学習の時間などを活用して地域の産業を学習するなどの活動に取り組んでいる。今回の交流会は、より気軽に地域の人と子どもたちが関わり合うようにしたいと、クラブ活動の一環として企画した。

　体操服姿で集まった児童に後藤会長が、クラブの使い方や「他の人が打つ時に絶対に後ろに立たないで」など、競技中の注意点を指導。その後、小学生と愛好会メンバー混成の四つの班に分かれ、全４コースに挑んだ。

　子どもたちは、力加減のみで異なる距離を打ち分ける慣れない感覚に苦戦。愛好会メンバーが放つ距離感ぴったりのスーパーショットに目を丸くしていた。「１回入ったのに、飛び出た！」「惜しい、もうちょっと」と互いを応援するにぎやかな声が校庭に響き、最後まで笑顔が絶えなかった。

　４年生の甲斐寅樹さんは「初めてで力加減が難しかったけど、楽しかった。また挑戦したい」と感想。５年生の盛武汰志さんは「クラブが意外と重かった。狙うのが難しかったけど、（ホールポストに）入った時はうれしかった」、６年生の池田琉真さんは「最初は感覚がつかめなかったけど、だんだん真っすぐ飛ぶようになって、だいたい４打で入った。もっとしたかった」と笑顔を見せていた。