交通死亡事故ゼロ−門川町が２回連続達成

　門川町は交通死亡事故ゼロ日数が５４５日（おおむね１年半）を達成し、県交通安全対策推進本部（本部長・河野俊嗣知事）から１０月３０日、表彰を受けた。表彰は昨年４月に続き２回連続。

　交通死亡事故ゼロ日数を長期間継続している市町村に対し、人口に応じて定めている基準日数の達成に合わせ行われている。同町は同１５日に５４５日を達成した。

　表彰式は同町役場であり、県総合政策部の西丸日出男交通・地域安全対策監が山室浩二町長に表彰状を手渡した。

　山室町長は「今後もさまざまな場や手段を通じて、町民に交通安全を呼び掛けていきたい」と改めて意気込みを語った。

　町内の交通事故の発生状況は県全体の傾向と同じく、高齢者が亡くなる事故や脇見運転による事故、朝夕の通勤時間帯の事故が多いという。

　西丸対策監は「つらく悲しい思いをする人を一人でも減らしたい」とし、運転前に自身の体調などを把握し無理な運転を控える「制限運転」や、夕暮れ時の早めの点灯への協力を呼び掛けた。