本紙掲載日:2023-11-02
(1面)

身も心もポカポカ−ホテルフォレストピア

火入れした暖炉を前にくつろぐ宿泊客(1日)

暖炉に火入れ、冬支度−五ケ瀬町鞍岡

 秋深まる奥山で、一足早い冬支度が始まった。五ケ瀬町鞍岡の滞在型観光施設「やまめの里・ホテルフォレストピア」(秋本治代表)は1日、今季初となる暖炉の火入れを行った。ゆらゆら揺らぐ炎が、宿泊客の旅の疲れを癒やしている。

 この日は、福岡県にある電子会社の社員研修で19人が宿泊。ロビー内にある石造りの暖炉に積まれたまきに代表者が火を付け、秋本代表(80)が風を送り込むとパチパチと火の粉を散らし、室内を暖かい空気が包んだ。

 暖炉を体験するのは初めてだったという野田健太郎さん(34)は「ここに着くまで寒かったので、本当に暖かく感じる。暖炉で暖まる機会はほとんどなく、貴重な体験をさせてもらいました」とほほ笑んでいた。

 ここ数日の同地区では最低気温10度以下が続いており、周辺では紅葉も見頃を迎えている。

 秋本代表は「今季はハイランドスキー場の営業がないため、予約を頂いた日のみ営業しようと思っています。みんなで火を囲み、癒やされてもらいたい」と話した。

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