本紙掲載日:2023-11-02
(8面)

わが社のホープ-日向・細島地区立地企業から(9)

第一糖業・松田大輝さん

◆砂糖の品質分析担当-研修制度の充実自慢

--入社のきっかけを教えてください。

祖母が弊社の敷地内にある協力会社で働いており、小さい頃から話を聞くなどして親しみを感じていました。小学3年のときには工場見学をしたこともあり、高校卒業後の就職先を探す中で真っ先に頭に浮かんだのが第一糖業でした。おととしの4月に入社し、3年目になります。

--どんな仕事をしているのですか。

私は品質保証室に所属しており、上白糖やグラニュー糖、三温糖、中双糖などの弊社で製造した砂糖の分析を主に行っています。
出荷前の製品について、水分や糖度などが基準を満たしているかや、色もチェックします。さまざまな砂糖のベースとなる粗糖(原料糖)などの分析も仕事です。あとは微生物の検査です。出荷先とのやりとり、製品に対する問い合わせにも当たっています。

--仕事は充実していますか。

覚えることが多く、しかも出荷の最終判断部署ということで責任重大ですが、仕事をこなしていくにつれて自信もある程度付き、成長を実感しています。高校時代はバスケットボールを通じてチームプレーの大切さを学ぶことができました。会社に入ってもその経験を生かし、毎日楽しく働いています。

--会社のいいところは何ですか。

研修制度がしっかりしているところです。自分にできるかどうか不安もありましたが、最初の1年間、技術的なことはもちろん、働く上での心構えなど先輩や上司に鍛えてもらったおかげで今があります。
地域活動も活発です。8月には4年ぶりに開かれたひょっとこ祭りに参加し、私もおかめ面を着けて踊りました。地域の盛り上げにも一役買い、貴重な経験になりました。

--将来の夢を教えてください。

今の目標は排水などの水質検査に関わる国家資格を取ることです。社内でも20代で持っている方はいませんので、自分がその第1号になりたいと思っています。いろんな部署も経験しながら、食全般の安全、品質への理解を深め、会社にとって必要不可欠な存在になりたいです。

--第一糖業で働きたいと思う方へメッセージをお願いします。

研修制度以外にも、年2回の健康診断や各種手当など福利厚生面も充実しています。資格などを取得希望の際は、費用を負担していただけるのも魅力です。風通しの良い職場で一緒に働きませんか。

【プロフィル】日向市生まれ。富島高時代はバスケットボール部の副主将。今も社会人チームで汗を流す。

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