本紙掲載日:2023-11-03
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アートに触れ、地域の魅力発見

4日まで東海さるく−延岡

 「新しい水辺文化の楽しさ」を発信する「東海さるく」が3日から、延岡市牧町のリバーパル五ケ瀬川(山田大志館長)とその周辺で始まり、訪れた人たちが地域の歴史や文化、アートに触れている。4日まで。主催は一般社団法人有田・井上文化財団(土井裕子理事長)。

 3日午前は、大武町内を巡る歴史散策ツアーや、大学教授らを招いたアートに関するトークイベント、藤原社中によるお茶会、昔と今の写真展などが開かれ、にぎわった。

 イベントの目玉となっている「アーティスト・イン・レジデンス」(滞在型作品制作)で約2週間、同館周辺に滞在して作品制作を行った東京藝術大学と金沢美術工芸大学の学生4人の作品も完成し、同館やその周辺に展示。3日、4日ともに4人の作品を解説付きで見て回る、アート解説ツアーも開かれる。

 館外では、地域の人たちが物産の販売や布草履を作るワークショップなどを開催。4日午前10時からは、二ツ島の歴史を散策する「二ツ島さるく」も開かれる。

 「今回はじっくりと地域の歴史とアートに触れてもらう内容にしました。多くの人に歴史や魅力を知ってもらい、地域を愛する気持ちや地域全体の盛り上がりにつなげることができれば」と山田館長。

 時間は、3日が午後4時まで、4日が午前10時から午後3時まで。リバーパル五ケ瀬川(箟箍42・3005)。

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