本紙掲載日:2023-11-04
(7面)

友達と楽しく釣り体験−方財小

釣りざおを垂らす児童

延岡漁協の協力得て

 延岡市立方財小学校(内藤功校長、27人)は10月24日、クラブ活動として4〜6年生14人が校区内の海で釣りを体験した。潮止まりの時間帯と重なり、釣果は10センチ程度の小ぶりな魚5匹にとどまったが、さおが揺れるたびに歓声を上げて期待するなど、楽しい時間を過ごした。

 同校では、月に1回あるクラブ活動の時間に、プールで泳いだり、球技をしたりと、季節に合わせて体を動かす活動を中心に行っている。釣りはこの時期の恒例行事。延岡漁業協同組合(日盡明組合長)の協力を受けて実施している。

 児童は学校から歩いて5分ほどの場所にある漁協前の船着き場に移動すると、漁協の組合員の手を借りながら、さおや餌付けの準備。友人同士で教え合ったり、大人に手伝ってもらったりしながらさおを垂らした。

 昨年20匹ほど釣れただけに、児童も教職員も期待していたが、前半の20分ほどは釣果ゼロ。やっと1人目の児童が釣り上げると、次々に駆け寄って大喜び。その後もエバ、フグ、モンチキなど児童4人が釣り上げた。

 5人目に釣った濱松海衣さん(12)は「最後の最後に1匹だけ釣れてうれしかった。家族と釣りに行くこともあるが、みんなと一緒だと話しながら釣りができて楽しかった」と話していた。

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