本紙掲載日:2023-11-06
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エコキャンドルに照らされて

エコキャンドルの明かりが会場を照らした「ひゅうがの灯り2023」(4日、あくがれ広場)

日向駅前広場に約3500個の明かり

 「100万人のキャンドルナイト〜ひゅうがの灯り2023」が4日夜、JR日向市駅前のあくがれ広場で行われ、廃油から作られたエコキャンドルの明かりが広場を幻想的に照らした。

 地球温暖化防止活動やエコ活動への関心を高めてもらおうと、日向商工会議所女性会(壹岐優子会長)が2008年から行っている点灯イベント。コロナ禍の間は中止や規模を縮小してきたが、15回目の今年は4年ぶりに通常開催となった。

 会員やボーイスカウト、ひまわり塾の塾生が、廃油やペットボトルを再利用したエコキャンドルを計約3500個製作。日向高校と富島高校の生徒が協力し、花畑をイメージして広場に設置した。

 日没後の午後6時、カウントダウンとともに来場者が次々とエコキャンドルに着火。柔らかなオレンジ色の明かりが広場を優しく照らした。

 ステージでは日向高校吹奏楽部が「星に願いを」などを演奏。それぞれコーラスを披露した鞠の会、ヒューガン・ボイセスの両団体は最後に共演し、同会議所の三輪純司会頭の指揮で来場者と「里の秋」を歌った。

 壹岐会長は「4年ぶりとは思えないほど成功し、感無量。来年はいろんな工夫をして、皆さんがもっと楽しく過ごせる時間をつくっていきたい」と話した。

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