本紙掲載日:2023-11-07
(2面)

地元企業への就職を促進

企業と学生が気軽に情報交換した「ワークカフェのべおか」

九保大で情報交換の場

 企業と学生が気軽に情報交換する「ワークカフェのべおか」は10月28日、延岡市の九州保健福祉大学であった。地元の企業・団体など7事業者と同大の1〜3年の学生33人が参加し、職場の魅力や仕事のやりがいなどについて意見を交わした。

 若者の地元企業などへの就職を促進するとともに企業の人材確保につなげるため、自由でアットホームな雰囲気の中で学生と企業がお互いを知る機会にしてもらおうと、同大学と延岡市、大学おうえん協議会が2018年から開いている。

 この日は延岡共立病院、このはな不動産、合同会社ラキーノ、延岡市役所、東九州動物医療センター、延岡健診センター、県立延岡病院が参加。学生は担当者が話す企業の概要や仕事の内容などの話に聞き入るとともに、疑問や将来の不安などについてアドバイスを求めていた。

 延岡共立病院診療技術部の齋藤伸一技術部長は「延岡で勉強している学生さんには、そのまま地元企業に就職していただけたらなというのが正直な願い」。薬学部の動物生命薬科学科1年の西垣智矩麻さん(19)=和歌山県出身=は「将来は獣医を目指しているので貴重な話を聞くことができた」と話していた。

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