本紙掲載日:2023-11-08
(7面)

図書館と本の魅力に触れる

親子ら4種イベント楽しむ・延岡

 延岡市立図書館(工藤靖治館長)は3日、同館とカルチャープラザのべおかで「第24回図書館まつり」を開いた。読書週間(10月27日〜11月9日)に合わせて毎年開催。多くの親子連れらが訪れて図書館と本の魅力に触れた。

 今年は四つのプログラムで構成。開始時間前から来場者が行列をつくっていた「ブックリサイクル」では、図書館が寄贈を受けた約5000冊の本の中から1人20冊まで無料で持ち帰ることができ、一般書や文庫本、児童書、全集、雑誌などが並んだ。

 図書館全体が会場の「謎解きゲーム」は、受付カウンターで4問の謎が書かれた紙を受け取ってスタート。裏面には館内の地図があり、謎の在りかが示されていた。すべての謎を解くと、最後の問題が出現する仕組み。全問正解者には景品が贈られた。

 4人で謎に挑んだ盒業粗箜い気鵝⊂綯覆海海蹐気鵝夏田瑞姫さん(以上、延岡商高1年)、夏田楓珠美さん(東海中3年)は「(イベントのことは)学校の先生に教えてもらった。考えるのが楽しくて、来て良かった」と話していた。

 カルチャープラザのべおかで開かれた「本のカバーリング講座」には、本を持参した親子連れらが多く訪れた。職員に教えてもらいながら初めてのカバーリングに挑戦した緒方來々さん(延岡小2年)は「きれいに貼るのが楽しかった。これでずっと読めるようになったのでうれしい」と大切そうに本を抱えていた。

 毎年人気のある「おはなし会」では「秋をみつけよう!」をテーマに、図書館職員が2冊の絵本を読み聞かせ。約20組の親子で会場は満員になり、本を通して秋を感じていた。

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