１泊につき最大２千円補助

宿泊客誘致と集客回復狙う－五ケ瀬町

　五ケ瀬町は、旅館業法に規定する町内の宿泊施設を対象に、宿泊客１人当たりの１泊費用を最大２千円補助する「五ケ瀬に泊まろうキャンペーン」を実施している。期間は来年２月２９日までだが、予算額上限（４００万円）に達し次第終了する。

　新型コロナウイルス感染症の影響で集客が落ち、売り上げが減少した旅館業の宿泊者誘致と集客回復が狙い。町議会６月定例会で、同感染症対策宿泊事業補助金を盛り込んだ一般会計補正予算案を議決している。

　キャンペーンは、各宿泊施設が１人当たりに設定する宿泊費１泊分の定価から最大２千円を減額する。その後、利用客の記入した宿泊証明書と併せて申請すると、減額分を町が補助する。ただし、業務などに伴う連泊は、１人当たり２日目までを上限としている。

　事業を担当する町企画課の職員は「宿泊客にとっては、最大２千円分お得に宿泊できるということ。宿泊業の活性化のためにも、少しでも多くの方に利用していただきたい」と呼び掛けている。

　問い合わせは同課（℡五ケ瀬８２・１７１７）。