本紙掲載日:2023-11-13
(3面)

寒さの中、合同オータムフェスタ

ふれあい祭+かぐらまつり大盛況

 延岡の秋を彩る「オータムフェスタ2023」の「いっちみろやふれあい祭」と「城山かぐらまつり」が12日、延岡市の野口遵記念館と同館北側駐車場で開かれた。会場が集約されて初の本格的な合同開催。時折、強風が吹く寒さの中、会場は多くの人でにぎわった。主催は旭化成延岡OB会(小野雅春会長)と城山神楽祭実行委員会(山本亮二会長)。

 いっちみろやふれあい祭は、駐車場に軽トラ市や飲食物を販売する出店が並び、大勢の買い物客が訪れた。館内では旭化成延岡OB会の作品展やマルシェがあった。

 ホールでのステージイベントには市内外の18団体が出演。ダンスや楽器演奏など、さまざまなパフォーマンスが披露された。

 城山かぐらまつりには市内外から12団体が出演し、受け継がれてきた伝統芸能を披露した。

 三番荒神を舞った大峡神楽保存会の近藤司さん(8)は昨年12月に入会したばかり。一人で舞台に立ち、多くの人が注目する中で堂々と力強く舞った。演目の合間には餅まきもあり大盛況だった。

 二つの祭りは2010年から合同開催を続け、連携しながら異なる会場で実施してきたが、今年から会場を一つにまとめた。

 小野会長は「祭りが一堂に会したことで、よりにぎわいを創出できた。今回の改善点を取り入れて来年も同じような形で実施したい」。山本会長は「会場が一つになったことで大勢の人が来場したので良かった。別の形で延岡城址(し)二の丸広場でもできることを考えたい」と話していた。

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