本紙掲載日:2023-11-14
(2面)

老後の安心した暮らしを−延岡地区年金大会

決議採択−持続可能な社会保障制度など

 延岡地区年金協会(久富熊雄会長)の2023年度年金大会は10日、延岡市の野口遵記念館で開かれた。同地区各支会から会員らが出席。功労者表彰の後、老後の生活を安心して暮らすための施策の実現を関係当局に強く要望するとする6項目の決議を採択した。

◆功労者表彰、アトラクションも

 主催する県年金協会の濱田憲司会長が「年金がこれ以上悪くならないよう陳情しているのは年金協会だけ。今後も支援をお願いしたい」、延岡地区協会の久富会長が「年金がもっと良くなるよう、諦めずに活動を継続していきたい」とあいさつ。強力に活動するためには会員増強が必要として、協力を求めた。

 功労者表彰では、全国年金受給者団体連合会会長表彰の個人表彰を横山干城さん(土々呂支会)、同感謝状を「メガネのサトー」が受賞した。県年金協会会長表彰は1個人と5団体、延岡地区年金協会会長感謝状は15人が受けた。受賞者を代表し、横山さんは「微力ではあるが、これからも頑張っていきたい」と誓った。

 続いて、南方第二支会の甲斐良幸支会長が、すべての世代が安心できる持続可能な社会保障制度の確立▽年金受給者の健康で文化的な生活を支えることができる給付水準の確保など6項目を記した決議文を読み上げ、出席者の大きな拍手で採択した。

 同日はアトラクションとして、各支会の会員による舞踊やフラダンス、ハーモニカや銭太鼓の演奏などが行われたほか、県警音楽隊の演奏や高齢者が注意すべき問題に関する講話をはじめ、お楽しみ抽選会などもあり、会場は歓声や拍手でにぎわっていた

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