本紙掲載日:2023-11-15
(2面)

摂取、飲酒運転根絶訴え

高千穂町のアズーロ前で行われた「アルコール関連問題啓発週間」に関する街頭啓発

高千穂町で街頭キャンペーン

 アルコール関連問題啓発週間(11月10〜16日)にちなみ、西臼杵地域精神保健福祉協議会(植松昌俊会長)と高千穂警察署(川越直海署長)は14日、高千穂町三田井のアズーロ前で街頭啓発を行い、アルコールの過剰摂取や飲酒運転の撲滅などを呼び掛けた。

 同啓発週間は、2014年6月施行のアルコール健康障害対策基本法に基づき、アルコール摂取に関する正しい知識や相談先、自殺との関連性などを周知するもの。西臼杵郡では16年以降、高千穂町の小売店で街頭啓発を行っている。

 この日は高千穂、日之影、五ケ瀬町の関係機関や警察署員、高千穂地区交通安全協会の交通安全指導員ら14人が参加。「夕暮れ時の早めの点灯・ピカピカ運動」(11月1日〜1月31日)「犯罪被害者週間」(11月25日〜12月1日)などの周知啓発も兼ねて実施した。

 参加者はそれぞれの運動、週間名が書かれたベストを着け、買い物を終えた客にリーフレットやポケットティッシュ、こころの電話帳、反射材等を同封した啓発グッズ100セットを配布。ドライバーや歩行者には。のぼり旗やポスターを貼り付けた手作りボードで呼び掛けた。

 西臼杵地域精神保健福祉協議会事務局の稲留和磨さん(30)は「管内でアルコール関連の悩みを抱えている人は多い印象。今年は『こころの電話帳』が新しくなり、より活用しやすくなったので、少しでも多くの方々に周知されれば」と話した。

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