本紙掲載日:2023-11-15
(4面)

北方の秋を彩る

第33回干支の町フェスティバル

 第33回干支の町フェスティバルは5日、延岡市北方町の市北方総合支所駐車場周辺であった。町内外から家族連れなどが訪れ、新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となった北方の秋を彩る恒例イベントを楽しんだ。

 開会前からにぎわいを見せていた会場では、地元のつのだ保育園児がダンス披露でオープニングを飾ると、同じく川水流保育園児や北方学園児童生徒、シンガー、ダンス教室生らが次々に特設ステージ上へ。歌や演奏、ダンス披露で祭りに花を添えた。また、地域住民らによる日本舞踊や歌謡の場「北方文化まつり」、仮面ライダーガッチャードショー、お楽しみ抽選会、ばんば踊り、餅まきなど多彩な催しが続き、子供から大人まで多くの来場者を沸かせた。

 ステージ周辺では24店舗の出店が軒を連ねたほか、特産の次郎柿や自然薯(じねんじょ)などが並んだ農林産物品評会、直売軽トラ市、市食生活改善推進員連絡協議会による麦飯おにぎり・減塩みそ汁試食会、地元保育園児や小中学生、市民大学生などの生涯学習作品展示、警察車両展示があるほか、健康相談や林業体験のコーナーも設置され、各所で行列ができるなどにぎわいを見せていた。

 毎年のように会場を訪れているという昭和町の高橋勝さん(57)は「食や文化など北方の魅力を一斉に堪能できるイベント。無事に再開されてうれしい」とにっこり。主催した同推進協議会の佐藤民男会長は「心配だった天候にも恵まれてよかった。北方を代表するお祭りなので、これからも多くの人に楽しんでもらえれば」と話した。

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