本紙掲載日:2023-11-16
(8面)

わが社のホープ−日向・細島地区立地企業から(11)

南日本ハム・鷲尾和也さん

◆1日の生産予定表作成−皆で支え合う社風自慢

−−志望理由を教えてください。

もともと動物が好きで、実際に牛などと触れ合うことができる宮崎大学農学部の畜産草地科学科に進学しました。牛や豚を育てるところから食品になるまでの一連の流れを勉強する中で、ハムやソーセージがどのようにしてできるかに興味を持ち、応募しました。2021年4月に入社し、3年目になります。

−−どんな仕事をしているのですか。

管理課に所属し、1日の生産スケジュール作成に携わっています。注文がこの日にこれだけ入っているところから逆算し、現場が余裕を持ってバランス良く作業ができるよう意識しながらの計画づくりです。
納品先から「追加注文したい」や「もう少し数量を減らしてほしい」などの要望があったときの調整や、在庫の定期的な確認も担当しています。

−−仕事には慣れましたか。やっててよかったと思えるのはどんなときですか。

何がどういうふうに作られているかという現場経験がないことを少しハンディに感じていましたが、上司や先輩の指導のおかげでスムーズにこなせるようになり、少しは成長できたかなと思っています。
うれしいのは余剰や欠品を出すことなく、生産計画を組み立てられたときですね。「会社のために貢献できたな」と思える瞬間です。現場で機械の不具合などが起きたときに、生産スケジュールの調整など自分で考えていろいろ工夫していけるところにもやりがいを感じます。

−−会社のいいところは何ですか。

弊社はハム・ソーセージや加工食品の製造販売をはじめ、食肉処理、調味料製造と幅広い業務内容を誇ります。繁忙期などで手が足りない部署があるときには、ほかから応援に回るなどお互いに助け合う環境が整っていることが自慢です。一人ひとりが自分の仕事に誇りを持って働いている会社でもあります。

−−将来の夢を教えてください。

製造現場を含めていろんな経験を積みながら、どこに行っても活躍できるような人材になりたいです。

−−南日本ハムで働きたいと思う方へメッセージをお願いします。

食品工場というと、少し地味な感じを受ける方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。働きやすい職場で皆が工夫をしながら、より良い物を作っている生き生きとした会社です。一緒に働きませんか。

【プロフィル】愛知県みよし市出身。延岡フィルハーモニー管弦楽団に所属し、コントラバス担当。

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