本紙掲載日:2023-11-16
(8面)

体を動かし、楽しく交流

4歳〜小3生「ゆるスポ」で交流

 年齢や性別、障害などの有無にかかわらず誰でも楽しめる新スポーツ「ゆるスポDeC」がこのほど、延岡市立東小学校の体育館で開かれた。4歳から小学3年生までの30人が参加し、交流を深めながら全力で体を動かして楽しんだ。

 延岡こども未来創造機構(代表理事・読谷山洋司市長)の事業の一環。新スポーツを開発した東京学芸大学鈴木聡研究室と連携して実施し、研究室の学生5人も参加した。

 用意された種目は、他チームが着ているビブスに付いた洗濯ばさみを取り合う「ようかいRUNドリー」▽音楽が流れている間に漁師に捕まったサバを救う「サバいばる」▽各面にさまざまな色が付いた段ボールを使う「ランBigキューブ」▽鬼の口(ゴールネット)にきびだんご(ボール)を投げ入れる「きびーっす」。子どもたちは学生からルールを聞いた後、一つずつ挑戦した。

 このうち、「ランBigキューブ」は赤、青、緑、黄色の4チームに分かれて対戦し、時間内に段ボールの上の面を自分のチームの色の面にして、その数を競い合うスポーツ。子どもたちはスタートの合図で走りだし、段ボールを一つだけチームの色に変えた後、次のメンバーにバトンタッチ。中には作戦を練って最後まで諦めずに挑むチームもあり、優勝を目指して協力しながら全力で楽しんでいた。

 小泉響生さん(8)=同市出北=は「『ようかいRUNドリー』で走り回って相手から洗濯ばさみを取るのが楽しかった。たくさん走って体が温まった」と話していた。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/