はまゆう園で収穫祭

地域に感謝、４年ぶり開催−延岡市北方町

　障害者支援施設はまゆう園（山本直樹施設長）などを運営する社会福祉法人高和会（�盡�和嗣郎理事長）は３日、延岡市北方町の同園で「第４０回はまゆう園収穫祭」を開いた。コロナ禍の影響で４年ぶりに企画。好天にも恵まれ、利用者やその家族、地域住民など多くの人でにぎわった。

　地元の北方学園中学校吹奏楽部などによるステージイベントをはじめ、アユのつかみ取り、テレビなど豪華景品の当たる「お楽しみ大抽選会」、餅まきなどで盛り上がった。また、例年人気の農産物や、だしから手作りした「はまゆううどん」の販売コーナーには、ずらりと長い列ができていた。

　義理の姉が同法人運営の施設を利用しているという延岡市古川町の甲斐沙和子さん（７８）は「和気あいあいとした良い雰囲気で、姉とも久しぶりにゆっくり話すことができて良かった。大根、生シイタケなど目当ての野菜もたくさん買うことができた」と笑顔だった。