車好きの「ミーティング＆マルシェ」

カスタムカーや旧車が大集合−門川

　車好きが食事を楽しみながら愛車への愛を深めるイベント「オールジャンルミーティング＆浜市マルシェ」が１２日、門川漁港で初開催された。県内外から集まったカスタムカーやファミリーカー、風格を感じさせる旧車、アニメキャラクターが塗装された「痛車（いたしゃ）」など３００台以上が並び、個性豊かな車が来場者の目を楽しませた。

　会場では車展示のほか、伊勢エビなど豪華景品が当たるジャンケン大会や子供用ゴーカートコーナーなどもあり、訪れた人たちは和やかな雰囲気の中でイベントを満喫。愛車のスバル・インプレッサＧＲＢを擬人化したマスコットキャラクター「すばるん」になりきって参加した福岡県の男性（２８）は「たくさんの方に愛車を見て、楽しんでもらえて良かった。次回もぜひ参加したい」と声を弾ませていた。

　また、カスタムカーをテーマに活動する大分県の動画投稿者「ＲＥＤＭｅｍｏｒｙ」（チャンネル登録者４３・７万人）のＲＥＤさん（３７）は今回〃お忍び〃で参加。「勉強も兼ねてこういった集まりには積極的に参加するようにしている。思った以上に台数があり、内容もマニアックで驚いた。良い刺激になりました」と目を細めた。

　イベントは、大の車好きであるスイーツショップ「ピリエ」オーナーの岩佐政総さん（２６）＝門川町＝が「共通の趣味を持つ人たちが触れ合える場を」と初めて企画。門川漁協の全面協力で、来年以降も継続して開催する予定という。

　岩佐さんは「車好きの方たちがたくさん参加してくださったおかげで、理想としていた通りのイベントになった。車好きにもさまざまなジャンルがあるが、お互いのジャンルを尊重し合えるような場にしていきたい」と話した。