本紙掲載日:2023-11-20
(2面)

道路愛護・清掃活動を継続

読谷山市長から表彰を受ける道路愛護功労者(延岡市役所)

功労者・5団体、1人を表彰−延岡市

 道路の清掃活動などに献身している団体、個人に贈る延岡市の道路愛護功労者(ふれあいロード事業)表彰式が17日、市役所であり、5団体と1個人の功績をたたえた。

 表彰を受けたのは、土々呂町茶屋区(福永康男代表)▽不動産業の田中屋(安賀多町、田中公雄代表)▽北町区(増田計代表)▽建設業の森産業(野地町、森晴男代表)▽本小路ささえ愛隊(日眤芯纏丗緝宗泡荒木克彦さん(三須団地区)。読谷山洋司市長が各代表らに表彰状を手渡した。

 ふれあいロード事業では、市民生活に欠かせない道路への愛護意識を高めようと2000年度から毎年、功労者を表彰。市内各区から報告される清掃活動などの実績や区長の推薦を基に選考会(今年は10月30日実施)を経て、表彰対象者・団体を決定している。

 土々呂町茶屋区は住民が区内全域に加え、土々呂港海岸までの広範囲にわたり清掃活動を継続。田中屋は職員が毎朝、自店周辺−イオン延岡店西側の約150メートルを清掃し、地域活動にも積極的に参画している。

 北町区は年間を通して住民が朝に町内の道路清掃や花壇の手入れに尽力。森産業はリサーチパーク向洋台や、笹目区−国道10号上り口斜面の草刈りボランティアを続けている。

 本小路ささえ愛隊は城山周辺や駐車場、市道を中心に、道路沿いの垣根や民家周りの除草作業にも取り組み、一帯の環境美化に貢献。荒木さんは三須町全域の清掃や草刈り、大瀬川堤防の空き缶拾い、小野方面にかけての落ち葉清掃も毎日行っている。

 功労者に対し読谷山市長は、「道路の安全や美観が保たれているのは、地域を愛し、地域のために活動する皆さまの支えがあってこそ」と感謝。「これからもお力を頂いき、活動の中で気付かれた点があれば教えていただきたい」と呼び掛けた。

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