本紙掲載日:2023-11-21
(2面)

緊急消防援助隊−九州ブロック合同訓練へ

読谷山市長に出場報告する延岡市消防本部の隊員(延岡市役所)

25、26日・延岡市消防本部から3隊

 福岡県飯塚市で25、26日に行われる2023年度緊急消防援助隊九州ブロック合同訓練に参加する延岡市消防本部の隊員12人が17日、読谷山洋司市長に出場報告した。

 同援助隊は、1995年の阪神・淡路大震災を教訓に同年10月に発足。市消防本部も宮崎県大隊の一員として総務省に大隊指揮隊1隊、消火小隊3隊、救助小隊2隊(うち1隊は毒劇物等対応小隊)、救急小隊2隊、後方支援小隊2隊の計10隊を登録している。

 他県との合同訓練は全国が5年に1回、九州ブロックは毎年、各県持ち回りで開催され、今回、延岡からは大隊指揮隊、救助小隊、後方支援小隊の計3隊が出場。宮崎県大隊としては車両28台、隊員84人で臨み、各県消防本部や陸上自衛隊、国土交通省、福岡県警本部、同県DMAT(災害派遣医療チーム)も参加する。

 線状降水帯による豪雨災害を想定し、延岡を出発する時点から集結、移動、野営などを訓練。2日目には飯塚市と直方市の河川敷で、シナリオを伏せたブラインド形式による実践的な部隊運用訓練が予定されている。

 出場に向け、眦椎酳限眥后併埔男表霈男病茖渦歇…昂鶲汰歓篆粉董砲蓮崙頃の訓練の成果を十二分に発揮し、他の部隊と一致団結した行動を取り、大規模災害が発生した際に即応できるよう、技術の習得と向上に努めてまいります」と決意表明。読谷山市長は「寒い季節だが健康に十分留意し、日ごろの訓練の成果と延岡市消防の力を示してほしい」と激励した。

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