本紙掲載日:2023-11-21
(7面)

感謝込めた音色響かせる

西階中学校吹奏楽部の第32回定期演奏会

西階中の定期演奏会

 延岡市立西階中学校吹奏楽部(荒神未夢顧問、内田みゆ部長、29人)の第32回定期演奏会が11日、同市の延岡総合文化センターであった。今回で部活動を引退する3年生は感謝の思いを胸に演奏し、1、2年生は3年生との最後のステージを盛り上げた。

 第1部は、今年の県マーチングコンテストで金賞を受賞し、県代表として九州大会で披露した「プロローグ・ワン」と県吹奏楽コンクールの課題曲「ポロネーズとアリア」、「たなばた」を演奏し、華やかに幕を開けた。

 第2部は、3年生のアンサンブルとソロのステージ。トランペットデュオ、ホルンソロ、木管デュオを伸びやかに演奏した後、最初で最後となる3年生全員の息の合ったアンサンブルで3年間の成長した姿を見せた。

 第3部では、映画の主題歌や劇中歌を披露した。内田部長(3年)は指導してくれた教諭や保護者らに謝辞を述べ、「29人での演奏はきょうで最後。これからも西階中学校吹奏楽部を応援してくれたら」とあいさつした。その後、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」より「KLAUSBADLET」を勇ましく演奏。全員が海賊帽や同映画の主人公、ジャック・スパロウに似せたドレッドヘアとバンダナを身に着けてユニークな演出で盛り上げた。

 最後に、客席から送られたアンコールの声に応えて「小さな恋のうた」を演奏すると、会場に惜しみない拍手が響き渡った。

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