本紙掲載日:2023-11-24
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O型血液が不足しています

医療に支障の恐れ−献血協力の呼び掛け

 O型血液の供給割合急増に伴い在庫が不足し、輸血医療に支障をきたす恐れがあるという。そのため県赤十字センターは「O型の方はもちろん、それ以外の方にもO型の家族や友人などに献血の協力を呼び掛けてほしい」と求めている。

 同センターによると、O型は他の血液型の人にも輸血できる性質を持ち、血液型不明の患者が大量出血などした場合、緊急的に使われる。緊急事態に加え、日常的な医療ニーズに対応するには、在庫を140%前後確保する必要がある。

 県内では現在、O型以外の在庫状況が130〜140%に対し、O型は100%前後と不足。血液量は毎年、年末にかけてすべての血液型で減っていく傾向があるため、O型はさらなる不足が予想されるという。

 同センターは「何かあった時に医療に支障が出るかもしれない状況」と危機感を示し、献血への協力を呼び掛けている。

 献血バスの運行スケジュールは、同センターのホームページから確認できる。

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