本紙掲載日:2023-11-24
(6面)

4年ぶりに子どもみこし

みこしを引いて練り歩く子どもたち

日向市梶木区の秋の祭礼

 日向市梶木区の秋の祭礼が23日、同市梶木町内で行われ、4年ぶりに子どもみこしが地域を練り歩いた。

 地区内の小学生16人や保護者らが参加。梶木公民館で神事が行われた後、同公民館を出発して約10キロの行程を午前と午後に分けて練り歩いた。

 男子は白い法被、女子は巫女(みこ)装束に身を包み、太鼓の音を響かせながら、台車に乗せたみこしを引っ張った。みこしが通り掛かると、住民が子どもたちに「頑張ってね」とねぎらいの言葉を掛けていた。

 子どもみこしは、同町内の霧島神社と海神社の秋季例大祭に合わせて行われるが、新型コロナの影響で2020、21年は高齢世代が代わりに巡り、昨年は中止された。

 柏田正博区長は「今年はできるか心配だったが、育成会が協力してくれた。地域の伝統をつくっていこうという雰囲気を感じる」と話した。

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