本紙掲載日:2023-11-25
(4面)

「イマヤマシタ」大盛況

今山八幡宮秋季例大祭

◆「盛り上げよう」と初開催−

 延岡市山下町の今山八幡宮(伊藤俊郁宮司)の秋季例大祭を盛り上げようと、「イマヤマシタ」と銘打ったイベントが23日、御神幸行列の発着地となった今山恵比須神社境内であった。出店や縁日遊び、バンド演奏など、小さな子どもから大人まで楽しめる内容で、朝からにぎわった。

 主催したのはノベプラ実行委員会(興梠貴士実行委員長)。これまで「ノベプラ」(延岡プラット歩行者天国)と題し、サンロード栄町や大瀬大橋下などで、家族一緒に楽しめる来場者参加型のイベントを開催してきた。

 山下新天街振興組合の理事長でもある興梠さん(36)が「(夏に比べて)秋の例大祭はにぎわいが足りない」との声を受け、「来場者と一緒に祭りを盛り上げたい」と商店街や仲間の協力を受け、企画した。

 境内には、同実行委が毎日深夜まで準備したという、12種類の手作りの縁日遊びブースが設けられ、朝から子ども連れの家族で大にぎわい。20の出店、バンド演奏もあり、家族や友人と飲食を楽しみながら祭りを楽しむ姿が見られた。
 
 バンド演奏には、九州南部民俗楽器ゴッタン奏者の寺原仁太さんと、創作和太鼓タカロッティからなる新民謡ユニット「南部式」が出演。

 日向市財光寺で生まれ、県北に親戚も多いという寺原さんは、ゴッタンを奏でつつトークでも盛り上げ、来場者を魅了した。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/