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児童文学評論家の赤木かん子さん
延岡市立東小学校(雕衆貪姐残后砲錬稿、同校体育館で「読書活動推進講演会」を開いた。市内小中学校の教職員、保護者、学校などで読み聞かせボランティアをする地域の人が参加。小学生の読書趣向の変化、図書館の在り方についてなどの話があった。 講師を務めたのは、児童文学評論家で、図書に関する講演や全国700カ所以上の図書館の改装、新設に関わった赤木かん子さん(66)=長野県出身=。学校長が子どもたちのために企画提案した事業案を選定し、予算を付ける同市教育委員会の「ドリームプランサポート事業」として実施した。 電子機器の発達といった社会情勢の変化とともに、本で描かれるものと好んで読まれるものが変わっていくことを解説し「文化の移り変わりが最も露骨に表れるのが、学校図書館」と話した。「『本=物語』という認識を変えないといけない。本はあくまでも、文字で情報を伝えるもので、物語や文学に限定する必要はないはず」と赤木さん。個人の自由が主張される現代においては、子どもが読む本のジャンルもさまざま。最近の本には「対象年齢」の設定がされていないという。 「子どもが学校図書館の本を読まないのは、読みたい本がないから。子どもはどんどん賢くなっていて、今並んでいる本では、主人公への感情移入ができなくなっている」と主張。「並べる本も、子ども向けの物語だけでなくて、もっと難しい本や図鑑などを充実させてもいい。中には太宰治の『人間失格』を借りる小学1年生だっているんです」と話した。 続いて「並べる本と同じくらい器となる施設を整えることも大切」と切り出し、赤木さんがこれまで改装を手掛けた学校図書館や県立図書館などの写真を示して、狙いを解説。「インターネットと違って、編集によって情報が整理されている本とそれを提供する図書館は不可欠な存在だが、知っている本だけでは図書館はつくれない。人と時代が変わるように図書館もつくりかえないといけない」と訴えた。 その後「読み聞かせのコツ及びお話会の進め方」についての講演もあった。
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児童文学評論家の赤木かん子さん
延岡市立東小学校(雕衆貪姐残后砲錬稿、同校体育館で「読書活動推進講演会」を開いた。市内小中学校の教職員、保護者、学校などで読み聞かせボランティアをする地域の人が参加。小学生の読書趣向の変化、図書館の在り方についてなどの話があった。
講師を務めたのは、児童文学評論家で、図書に関する講演や全国700カ所以上の図書館の改装、新設に関わった赤木かん子さん(66)=長野県出身=。学校長が子どもたちのために企画提案した事業案を選定し、予算を付ける同市教育委員会の「ドリームプランサポート事業」として実施した。
電子機器の発達といった社会情勢の変化とともに、本で描かれるものと好んで読まれるものが変わっていくことを解説し「文化の移り変わりが最も露骨に表れるのが、学校図書館」と話した。「『本=物語』という認識を変えないといけない。本はあくまでも、文字で情報を伝えるもので、物語や文学に限定する必要はないはず」と赤木さん。個人の自由が主張される現代においては、子どもが読む本のジャンルもさまざま。最近の本には「対象年齢」の設定がされていないという。
「子どもが学校図書館の本を読まないのは、読みたい本がないから。子どもはどんどん賢くなっていて、今並んでいる本では、主人公への感情移入ができなくなっている」と主張。「並べる本も、子ども向けの物語だけでなくて、もっと難しい本や図鑑などを充実させてもいい。中には太宰治の『人間失格』を借りる小学1年生だっているんです」と話した。
続いて「並べる本と同じくらい器となる施設を整えることも大切」と切り出し、赤木さんがこれまで改装を手掛けた学校図書館や県立図書館などの写真を示して、狙いを解説。「インターネットと違って、編集によって情報が整理されている本とそれを提供する図書館は不可欠な存在だが、知っている本だけでは図書館はつくれない。人と時代が変わるように図書館もつくりかえないといけない」と訴えた。
その後「読み聞かせのコツ及びお話会の進め方」についての講演もあった。