本紙掲載日:2023-11-27
(2面)

消防団の基本「規律」再確認

「規律」について改めて学びを深める延岡市消防団員(提供写真)

出初め式に向け冬季移動消防学校

 延岡市消防団(荒木清団長)はこのほど、県消防学校から講師を招いて実施する冬季移動消防学校を、同市北方町の北方インター公園で行った。午前と午後の部に分かれ、総勢300人以上の団員が参加。来年1月に5年ぶりの通常開催となる消防出初め式に向け、敬礼、行進、点呼など消防団活動の基本動作「規律」について改めて学んだ。

 講師は、県消防学校の川口康彦教務主任。会場に集まった団員らに対し、「(敬礼の)挙げる肘は、ほぼ肩の高さに」「親指は人さし指に付ける」など、細かな動作を入念に指導。その後、団員らは横一列に並び、通常点検や分列行進を実践。号令の掛け方や足の引き付け方などを確認していた。
自身も地元の消防団に所属する北方総合支所地域振興課の甲斐正輝さん(44)は「基本的なところを改めて確認でき、有意義な訓練になった」と話していた。

 移動消防学校は、消防団員に消防資機材や災害対応の正しい知識を身に付けてもらおうと夏季と冬季の2回、テーマを変えながら実施している。

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