第４３回夕刊デイリー新聞社旗争奪日豊ＮＯ１少年ソフトボール大会

３人の女子選手がけん引−絆

◆力投上田、好守黒木、快打有満

　６年生は女子選手の３人。主将で主戦の上田真優を中心に接戦を勝ち抜いた絆の松井広治監督は「６年生が引っ張ってくれた。残り（の期間）は少ないが、ここで得た自信を次につなげてくれれば」とたたえた。

　「バチコーンと打てました」とは有満ひな。３チームが１勝１敗で並んだ予選リーグのタイブレーク最終戦。左中間への本塁打で決勝トーナメントに導いた。

　「最後まで全力で投げられた」と上田真優。捕手の黒木千聖は「投手の球をしっかりと受け止められた」。バッテリーの息が合って、準決勝は完封勝ち。上田真優が全試合投げ抜き、黒木千聖は決勝、三走をけん制で刺すプレーも見せた。

　３人は「きょうの打撃を思い出して、たくさんホームランを打ちたい」（有満ひな）、「次は走者をかえす打撃がしたい」（黒木千聖）、「次も勝てるよう練習を頑張る」（上田真優）と明るい表情だった。