本紙掲載日:2023-11-28
(2面)

延岡産食材で新メニュー

「のべトク丼」あすから提供−大学おうえん協議会

◆九保大生食生活をサポート

 延岡市吉野町の九州保健福祉大学(兒玉修学長)で22日、延岡産の食材を使った新メニュー2品の「のべトク丼」の試食会が行われた。新メニューは学生食堂で29日から、学生のみに提供される。

 「のべトク丼」は、同市の大学おうえん協議会(吉玉典生会長)が学生の食生活を栄養面でサポートするとともに、地場産の食材の啓発と地産地消による地域経済への貢献を目的として、昨年度から実施。学生から好評だったことから今年度は期間を延長し、9月下旬から昨年度と同じメニューの提供が始まった。

 今月29日からは、市内の水産会社などから購入した食材を使ったメニューに変更される。新メニューは「日向灘ぶりの漬け丼」と「北川産鶏の炭火焼きを使用した親子丼」。1日20食限定で、価格は450円。来年1月25日までの毎週水、木曜日に週替わりで提供するという。

 試食会には、学生6人や関係者らが参加。新メニューの2品はいずれも好評で、「北川産鶏の炭火焼きを使用した親子丼」を試食した臨床心理学科4年生の鶴田貴之さん(22)=福岡県出身=は「宮崎は地鶏が有名というのを知っていて何度か食べたことがあるが、地鶏の料理はそこまでないので、こんなにおいしいんだと衝撃を受けた。食堂で提供されるのはうれしい」と話していた。

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