本紙掲載日:2023-11-28
(8面)

地域の〃名人〃と楽しく−三ケ所小

親子で体験「ふれあい広場」−五ケ瀬

 五ケ瀬町立三ケ所小学校(古賀正洋校長、54人)は19日、教諭以外の大人と交流する「ふれあい広場」を開き、講師として訪れた地域の人たちと七つの活動を通して水入らずの時間を楽しんだ。

 郷土愛を育む参観日恒例の行事で、この日は町役場や事業所から9人の〃名人〃が訪問。児童は、学年混合で「木工製作」「消しゴム版」「ちぎり絵」「竹細工」「お菓子作り」「ビニール傘アート」「フロアカーリング」の中から事前に選んだプログラムを、保護者と一緒に体験した。

 木工製作班は折り畳み式の椅子、竹細工班は竹ぽっくり、ちぎり絵班は来年の干支(えと)の辰(たつ)を製作。お菓子作り班は「いきなり団子」と「麩(ふ)のキャラメリゼ」を作った。

 また、消しゴム版班とビニール傘アート班は、児童の描いた絵やプリントしたイラストをそれぞれのキャンバスに投影。フロアカーリング班は4チームによるトーナメントで熱戦を繰り広げた。

 竹細工班を担当した金子武実さん(73)は「私たちの時代は遊び道具を自作することも珍しくなく、でも、それが楽しかった。今の子どもたちにも工夫する楽しさを味わってほしい」と笑顔。

 父勇樹さん(40)とビニール傘アートを体験した1年生の桑原彩依さん(7)は「雨の日があまり好きじゃないから、オリジナルの傘を差して楽しい気持ちになりたい」とほほ笑んでいた。

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