本紙掲載日:2023-11-28
(3面)

ワクワクの見つけ方紹介−異業種サミット・のべおか

宮崎中央新聞社社長・水谷さん(延岡西高卒)が講演

 異業種サミット・のべおか(増田勇二代表)は25日、延岡市中小企業振興センターで講演会を開いた。講師は宮崎中央新聞社社長で、「日本講演新聞」編集長の水谷謹人(もりひと)さん=延岡西高卒=。「日本を元気に!延岡を元気に!」をテーマに話した。

 主催団体は、自営業の経営者らを中心にさまざまな社会人が集い、交流する場。月1回、小規模の講演会を開いて学びを深めるなどしている。今回、「新型コロナウイルスも落ち着き、『皆さんを元気にしたい』『講演を通して活気づけたい』という熱い思いで企画した」と増田代表。約60人が参加した。
水谷さんは1959年高千穂町生まれ。本名は朝国耕太郎さん。延岡中、延岡西高を卒業し、明治学院大学に進学。30歳でUターンする際、「宮中央新聞」が記者を募集しているのを見つけて応募し、入社した。

 1年後、当時の社長から「廃刊にしようと思っているが、もしあなたがやりたかったらあげていいよ」との打診を受け、承継。「この新聞をもらったからには読んで面白い新聞にしよう」と心が前向きになる情報、元気になる情報を探し、たどり着いたのが講演会を取材すること。読者は全国47都道府県にいる。

 水谷さんは「情報には情が入っている。だから受け手への優しさ、思いやりがなければならない」と強調。「感性のアンテナを持ち、どこかに面白い話がないかなといつも探している。探していると面白いなと思えるものに出会える」と、自身の日々のワクワクの見つけ方を紹介した。

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