本紙掲載日:2023-11-29
(2面)

「はだしで歩ける浜辺を」

協力し合ってクリーン作戦に励む参加者ら(延岡市長浜海岸)

長浜海岸でクリーン作戦−旭化成延岡OB会

 旭化成延岡OB会(小野雅春会長)は25日、延岡市の長浜海岸でクリーン作戦を実施した。会員や旭化成従業員、地元住民ら約300人が参加し、海岸に打ち上げられた木くずやごみを拾い集めた。

 クリーン作戦は新型コロナウイルス感染拡大の影響でOB会行事の中止が続く中、「屋外活動であれば感染リスクは低い」と、2020年11月から開始。以来、「はだしで歩ける浜辺を目指そう」をキャッチフレーズにSDGs(持続可能な開発目標)の一環として、5月と11月の年2回ずつ取り組んでいる。

 軍手を着用した会員らは熊手やちりとりを手に、波打ち際に積もった木くずをかき集めたり、流木や空き缶、発泡スチロールなどのごみ類を拾って集積。走行用ベルト式の収集車数台で海岸近くの回収場所へ運搬する作業を繰り返した。

 この日は真冬並みの寒波で冷たい風が吹き荒れる厳しいコンディションとなったが、小さな子どもも参加して声を掛け合いながら清掃。OB会員らは「砂に埋まった流木やごみは取り出すのが困難だが、力を合わせてできる限り海岸をきれいにしたい」と張り切っていた。

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