本紙掲載日:2023-11-30
(2面)

新酒第1弾、12月1日発売−千徳酒造

千徳酒造が12月1日に発売する無ろ過生原酒「一番搾り」(左2本)と同18日発売の純米生原酒「蔵の真心」

無ろ過生原酒「一番搾り」

 延岡市大瀬町の日本酒専門蔵「千徳酒造」(門田賢士社長)は12月1日、今季の新酒第1弾として無ろ過生原酒「一番搾り」を発売する。アルコール度数19度で、1・8リットル瓶入り3200円、720ミリリットル瓶入り1601円(いずれも税込み)。

 一番搾りは、県内産の酒造好適米「はなかぐら」と「山田錦」を主原料に、7割に精米して仕込んだ。搾りたて(無濾過)の状態で火入れをしていないため、酵母が生きている。

 新酒特有の甘く華やかな香りが立ち、米のうま味を残したフレッシュな飲み口が特徴。常温と冷やがお勧めで、アルコール度数が高いため、氷を浮かべてもおいしい。

◆12月18日に第2弾発売−純米生原酒「蔵の真心」

 また、12月18日には新酒第2弾となる純米生原酒「蔵の真心」も発売する。アルコール度数17度。720ミリリットル入り1850円、1・8リットル入り3700円(いずれも税込み)。

 原料は「一番搾り」と同じ県内産の酒造好適米を使用。こちらは6割まで精米して仕込んだ。もろみを搾った時に滴る新酒は淡い黄金色をしており、新鮮なうま味と芳醇(ほうじゅん)な香りが特徴。辛口で酒本来の味わいが生きているとして人気が高い。

 いずれの銘柄も各千本限定。同社はなかぐら館で販売する(全国発送可)。コロナ禍が落ち着き、商品の動きがさらに活発化したことから、同社では今季、例年より2週間ほど早い10月中旬から仕込みをスタート。これから春にかけて新酒ラッシュのシーズンを迎える。

 門田社長は「『一番搾り』は、飲み干した後のすっきり感がやや高い仕上がり。〃今季トップバッター〃の味わいを楽しんでもらえれば。『蔵の真心』は、芳醇な香りと切れの良い飲み口に仕上がった。年末年始のお祝いの席にも喜んでもらえるのでは」と話している。

 問い合わせは、同社(箟箍32・2024)。

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