本紙掲載日:2023-11-30
(6面)

図上で避難経路など確認

ハザードマップを使って避難経路などを確認する児童たち

下校時難訓練を前に−草川小

 下校時の地震津波発生を想定した門川町の一斉避難訓練を前に、町立草川小学校(中田憲治校長)の1〜6年生280人は9日、避難場所や避難経路を確認する図上訓練を行った。

 児童たちは登校班ごとに分かれて、ハザードマップを使いながら高い塀のある場所など、地震発生時に崩れたり落下したりしそうな危険箇所を把握。

 「地震はいつどこで発生するか分からない」との想定で、「この場所にいる時に発生したら、この道を通って、ここに逃げよう」などと話し合いながら、避難場所を複数箇所絞り込んだ。

 門川高校の生徒17人と県防災士ネットワーク日向支部の会員6人も参加し、児童たちをサポート。会員の一人、請関孝さん(59)は「自分の命は自分でしか守れない。もしもの時は今確認した避難場所にこだわらず、1分1秒でも早く動いて少しでも高い所へ逃げてほしい」と呼び掛けた。

 下校時の地震津波発生を想定した同町の一斉避難訓練は、来月7日に予定されている。

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