本紙掲載日:2023-12-01
(3面)

12月1日から−年末・年始の地域安全運動

パトロールへ出発する特別警戒隊(けさ、日向市役所)

飲酒運転根絶を宣言・特別警戒隊も発足

 1日から始まる年末・年始の地域安全運動(来年1月3日まで)に合わせて、日向市役所でけさ、飲酒運転根絶宣言式と年末・年始特別警戒隊発隊式が行われた。市安全で安心な街づくり推進協議会や日向署、日向地区交通安全協会など関係者約80人が参加し、交通安全や防犯への意気高揚を図った。

 飲酒運転根絶宣言式では、市安全で安心な街づくり推進協議会の会長である十屋幸平市長が「『飲酒運転をしない・させない・許さない』ことを徹底し、飲酒運転を絶対に許さない社会、安全で安心なまちづくりの実現を目指し飲酒運転根絶に取り組む」と述べ、宣誓書を日向署の梅原守署長へ手渡した。

 発隊式では、梅原署長が飲酒運転の危険性について「飲酒状態で運転した時の死亡事故の発生率は(無飲酒の)約8倍高くなる。飲酒運転を絶対にしない、させない、許さないの理念を広めてほしい」。

 特殊詐欺については、県内の発生件数(10月末現在)が46件で被害総額は約2億2000万円で昨年より約8700万円増加。全被害の65%が架空料金請求詐欺であるとし「日向市では1件40万円の被害届を受けているが、相談は連日のように受けている」と述べ、引き続き連携、協力を呼び掛けた。

 その後、富高幼稚園の園児40人が防犯の合言葉として「いかのおすし」を元気いっぱいに斉唱した。

 発隊式では、参加者や園児が見守る中、指揮官の落合啓吾交通課長の号令で白バイ6台、パトカー5台、青パト4台が市内へのパトロールへ出発。市民らに警戒態勢の強化をアピールした。

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