本紙掲載日:2023-12-01
(8面)

小学生プログラミングコンテスト

のべおか小学生プログラミングコンテスト2023の入賞者と協力企業の関係者ら

豊かな発想−44作品

◆表彰式・8人、1グループ入賞

 延岡市教育委員会が募集した「のべおか小学生プログラミングコンテスト2023」の表彰式がこのほど、市役所であり、入賞した8人、1団体に表彰状と協力企業からの副賞が贈られた。共催は高千穂、日之影、五ケ瀬町の各教育委員会。

 コンテストは、プログラミングの知識向上を図ることなどを目的に昨年から実施。国内最大の小学生向けプログラミングコンテスト「TechKidsGrandPrix2023」の地域連携大会として、大会運営事務局とソフトバンク、ソフトバンクロボティクスの協力で開いた。

 主催、共催の4自治体は、旭化成など地元企業からソフトバンクグループの人型ロボット「Pepper」(ペッパー)の提供を受けており、小学校のプログラミング学習などで活用している。

 コンテストは、授業でも使う「RoboBlocks(ロボブロックス)」で作成したオリジナル作品が対象で、4自治体から昨年の2倍となる44作品(39人、5グループ)が寄せられた。

 各教育委員会の職員や協力企業の社員、保護者、教職員らが見守る中、入賞した児童は、実際にペッパーを動かしてプログラミングの内容を発表。ペッパーの声色、手の動きなどを工夫して地域の自慢や好きな物を紹介した。

 このうち、優秀賞に当たる「グッドチャレンジ賞」を受賞した南方小学校4年の市原昊香さんは「くつかいじんクエスト」を発表。「あんまり靴洗いが好きじゃない」という市原さんは、靴洗いの手順を示しながら、応援してくれるようプログラミング。豊かな発想が大人を楽しませた。

 最優秀賞の「エクセレントチャレンジ賞」に選ばれた土々呂小学校6年の霤長┿屬気鵑蓮岷箍のおいしい」と題し、クイズを交えて地鶏やメヒカリなどを紹介。特典として、九州沖縄エリア予選の3次審査に進出した。

 エクセレントチャレンジ賞、グッドチャレンジ賞以外の入賞者、作品名は次の通り。

【チャレンジ賞】浦田七斗(延岡小6年)「延岡の魅力」▽佐藤颯祐(旭小4年)「ドン先生の○×定食」▽橋口海心(旭小4年)「延岡クイズ」▽飯干結仁(高千穂小5年)「高千穂峡宣伝」▽大原向陽(高千穂小5年)「高千穂へおいでー」▽野邊正大朗(三ケ所小3年)「ぼくのだいすきな五ケ瀬のやまめ」

【チームワーク賞】工藤楓、關心葉、平川千聖(宮水小5年)「日之影の自慢」

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