初開催ビーチテニス国際大会

ＩＴＦワールドツアー日向市カップ−お倉ケ浜で熱戦

　ビーチテニスの国際大会「ＩＴＦビーチテニスワールドツアー日向市カップトーナメント」が１１月２５、２６日、日向市お倉ケ浜海水浴場で行われ、国内外の選手が熱戦を繰り広げた。

　ビーチテニスとは、砂浜やビーチコートで行うテニス競技。得点のカウントはテニスと同じだが、バドミントンやバレーボールのように、ボールをコート内に落とさず打ち合う。ガットが無い「パドル」と呼ばれる短いラケットを使用。コートの広さはビーチバレーと同じ。ネットの高さは１７０センチ。

　県内では主に、同市と日南市で大会が開かれている。国際大会がお倉ケ浜海水浴場で行われたのは今回が初めて。男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスにタイなど国内外から計４５組が出場した。

　初日は雲一つない快晴に恵まれたが、北から冷たい風が吹くコンディション。選手たちは速いラリーが展開される中、必死にボールを追い、得点が決まるたび「よっしゃー」と歓喜の声を上げるなど熱いプレーを見せていた。