本紙掲載日:2023-12-01
(8面)

県建築士会日向支部・市役所のデッキ塗装

デッキに塗料を塗る参加者(19日、日向市役所)
木工教室を楽しむ子どもら(19日、日向市役所)

市民らも参加-楽しい木工教室も

 県建築士会日向支部(黒木幸市支部長、102人)は19日、日向市役所の北側デッキの塗装整備を行った。市職員や一般の市民も参加し、作業に汗を流した。

 同支部が毎年取り組んでいる景観美化活動の一環。2020年は門川町の遠見山展望台、昨年は同市の馬ケ背展望台の整備を行ってきた。今年は、建設後5年がたち、外部の木材の経年劣化が見られる市役所を選んだ。

 この日は、市職員や子どもらにも参加を呼び掛け、約60人が参加。事前に市職員が水洗いしたデッキを紙やすりを使ってさらに磨いた後、ブラシやローラーを使って木材専用の塗料を塗り上げた。

 同時に木工教室とマイ箸作りもあり、子どもたちはカンナで木を削ったり、金づちを使って椅子を組み立てたりするなどして建築の楽しさを体感した。

 兄、弟と参加した黒木結月さん(9)は「くぎを打つ時、うまくいけば力がいらないけど、うまくいかないときは力がいる。大変だけど楽しかった」と感想。黒木支部長は「市役所は日向市の顔。訪れた人たちに気持ち良くなってもらえれば。今後も景観美化活動を通して建築士会のPRをしていきたい」と話した。

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/