「めひかり隊」が発隊

冬の交通安全県民総ぐるみ運動−延岡市

◆事故防止、飲酒運転根絶などＰＲ

　今月１日からスタートした「冬の交通安全県民総ぐるみ運動」に合わせ、延岡市「めひかり交通安全」対策本部（本部長・読谷山洋司市長）は２日、同市旭町のイオン延岡店で、官民一体でパトロールや啓発に当たる交通ボランティア「めひかり隊」の出発式を行った。

　式には、市や延岡署、延岡地区交通安全協会、県交通安全協力隊県北方面隊延岡班など、隊を構成する関係機関・団体から約６０人が出席した。

　本部長の読谷山市長が「車は凶器であり、誰もが加害者になり得る。素晴らしい新年を迎えてもらうためにも、今年最後の１カ月、さらなる力添えを」。延岡署の黒瀬慎太郎署長は「市内で発生した交通事故数は、１１月末時点で昨年同期より約３００件増加。年末にかけて飲酒の機会も増えるので、緊密に連携していきたい」と話した。

　その後、県交通安全協力隊県北方面隊の加藤旺隊長が代表し、「めひかり隊、出発します」と宣言。式の出席者らは出動するパトカーや、めひかり隊の広報車両などを拍手で見送った。

　同日は、店舗入り口で街頭キャンペーンも併せて行われ、参加者たちは啓発のチラシや反射材など３００セットを買い物客らに配り、安全運転の実践や飲酒運転の根絶などを呼び掛けていた。

　冬の交通安全県民総ぐるみ運動は１０日まで。めひかり隊は期間中、各地区を巡回し、�〇劼匹發塙睥霄圓慮鯆婿�故防止�∀童�・ぼんやり運転等の追放および歩行者優先運転の推進�０�酒運転の根絶�ね縞襪貉�や夜間の交通事故防止�ゼ�転車等のヘルメット着用および自転車保険加入の推進などを重点に注意喚起する。