本紙掲載日:2023-12-04
(6面)

新しいクラブでグラウンドゴルフ

グラウンドゴルフで交流する児童と南方東地区社協の会員ら

南方東地区社協が道具寄贈、交流深める−南方小

 延岡市立南方小学校(阿部泰宏校長)の5年生132人は11月21日、南方東地区社会福祉協議会(酒井一政会長)の会員とグラウンドゴルフで交流を深めた。これまでは同社協が道具類を貸し出して実施していたが、今回、一式を学校に寄贈。児童たちは真新しいクラブやボールの打ち心地を楽しみながらプレーした。

 子どもたちが高齢者と触れ合いながらさまざまな知識や接し方を学び、登下校の見守り活動やあいさつ運動などに対する感謝も込めて毎年実施。地区社協からは役員ら約20人が参加してアドバイスと進行役を務め、子どもたちはルールや打ち方を教えてもらいながら友達同士でプレーを楽しんだ。

 地区社協も高齢者の間で盛んなグラウンドゴルフに子どもたちにも親しんでもらい、共通の話題ができればと、毎年の交流を楽しみにしており、この日は競技前に、クラブとボールを34セット、ホールポストとスタートマットを8セット贈呈。8ホール2ラウンドを競技し、好成績だった児童には社協から賞品も贈られた。

 酒井会長は「個人競技だが思いやりも必要で、高齢者と交流を深めることで、あいさつ一つも変わってくるのでは」と期待。参加した児童の市川竜史さん(11)は「グラウンドゴルフはボールが思うように止まらないのが難しいけど、それが面白い。競技を通してお年寄りの方と交流できて楽しい」と話した。

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